09/08/21 08:30:15
(写真)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
唐津焼の陶芸家鄭〓満(チョンギマン)さん(50)=古賀市米多比=が、福岡市・天神
のアクロス福岡2階匠(たくみ)ギャラリーで作陶展を開いている。23日まで。
作品は、黒地に白や青色の釉薬(ゆうやく)が流れた朝鮮唐津の花瓶や皿、斑(まだら)
唐津の一輪挿し、それに韓国の村の守り神だった人形をイメージした陶人形など100点
を展示。「朝鮮唐津は黒く発色する釉薬と白や青に発色する釉薬の溶ける温度が違い、
焼き上がるまでどうなるか分からない難しさがある。納得いく作品は2、3割。あとは
たたき割る」と鄭さん。
父親が韓国から日本に強制連行されて来たという鄭さんは、福岡市で生まれ育った。
27歳の時に韓国の博物館で、李朝時代の焼きものを見て感動、職業訓練校で陶芸を
学んだ。鄭さんは「作品の色の深さや力強さを見てほしい」と話している。
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ソース:=2009/08/21付 西日本新聞朝刊=