09/08/21 08:19:42
トヨタがこのほど、リチウムイオンバッテリーの充電容量を10倍増やす技術を開発した、
と発表した。同バッテリーは次世代ハイブリッドカーや電気自動車の中核部品で、バッテ
リーの充電容量を増やすことがハイブリッドカーや電気自動車の普及の最も大きな課題
だった。
日経産業新聞は最近、トヨタと東北大学研究チームが従来のリチウムイオンバッテリー
の充電容量を10倍に増やす技術を共同で開発したと報じた。この技術は、リチウムイオン
の電極に使われるコバルト酸リチウムと黒鉛素材との混合比率を変えることで充電容量
を極大化するものだという。
リチウムイオンバッテリーの充電容量が従来より10倍高まると、小さくて軽いバッテリー
を装着しても1回の充電で数百キロを走行できる電気自動車を作ることが可能になり、ハ
イブリッドカーの場合も採算性と性能が大幅に向上すると予想される。
しかし業界では、トヨタのバッテリー新技術が商業化されるのは容易ではないという見方
をしている。韓国のバッテリー関連専門家は、「技術を開発したのと製品化は全く別の問
題だ。充電容量を10倍増やしたリチウムイオンバッテリーを近いうちに製品化できる可能
性はほとんどないだろう」と話した。東北大学側も、充電容量を10倍増やす技術を実際に
製品化するためには解決すべき問題が山積していると話した。
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