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化粧品販売会社「ラバンナ」がアトピー性皮膚炎に効く化粧品と偽り、医薬品成分のステロイドを
含むクリームを販売した薬事法違反事件で、同社が組織的に患者の「体験談」を捏造(ねつぞう)
していた疑いがあることが、警視庁への取材でわかった。患者が意見交換するインターネットの
交流サイトに「かゆみ知らずの生活を送れるようになった」などの書き込みが大量にあり、同庁の
調べに、複数の同社員が患者を装ったことを認めているという。
同社の実質経営者の南原貴裕容疑者(29)ら幹部5人は昨年5~7月、薬事法で許可が必要な
ステロイド成分を含む商品「NOATO(ノーアト)クリーム」をアトピー患者の男女8人に販売したと
して逮捕された。生活環境課によると、同社は昨年2月から約2万個を販売し、約4400万円を
売り上げていたという。同社は輸入国を米国としていたが、実際は韓国だったことも判明した。
捜査幹部によると、同社員はサイトに「アトピーが完治した」「かゆみも赤みもひいた」といった
うその体験談を書き込み、男性社員が乳児の母親になりすますこともあったという。同庁は、
南原容疑者が主導したとみている。
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