09/08/13 18:39:11
3万人が救援活動に賛同 「高雄市政府、何が必要ですか?」PTTですぐに募る
---
高雄市物資支援センターではこの3,4日に1,000人以上の若者のボランティアたちが
様々な作業の手伝いを行っている。
若者をボランティアを呼びかけたPTT(*1)の板では、ボランティアを必要とするニュース
ばかりではなく、国境のないネットの特性を活かして、
高雄市政府が大量の段ボールと小さなポリ袋を東南アジアや国内のメーカーに募ることも助けた。
既に高雄市物資支援センターに何日も「留まり続けている」PTT会員の「小烏亀」こと王冠中は、
この4日間朝から晩までほぼ睡眠も取らず、今回PTTが始めたネットを通じた「返郷救災」活動で
忙しく動き、網友と電話をしたり、どのようにボランティアを配置するか市政府職員と
協議したりしていた。
「参加したのは恐らく1,000~2,000人くらい、今回の活動に賛同してくれたのはおよそ3万人」
高校を卒業したばかりの王冠中によると、、PTTでの呼びかけで集まった網友たちは
高雄市ばかりではなく他の県市にもいるという。
各々が違った担当者となり、王が高雄市の責任者だ。
PTTの「返郷救災団」に参加した学生たちは王のことを「総呼びかけ人」と呼ぶ。
「あんなにずっとPCの画面に向かい、キーボードを絶え間なく打つのはまさに小烏亀だ」
社会局の職員も王や他のPTT会員の能力が強く印象に残っている。
一昨日の午後、物資支援センターでは支援品を梱包していたが、被災地に送るための
ちょうどいい段ボール箱が大量に不足した。
市政府職員は市内を探したが大量の段ボール箱を見つけられなかった。
王はすぐにネットでこのことを伝え、「PTTのある会員の友人が東南アジアに工場を持っていて、
このことを先方に伝えたところ工場は段ボール箱の支援に協力してくれた」
この東南アジアの口授王はその日のうちに1,200箱の段ボール箱を航空便で運び、
一昨日の20時には高雄空港に到着した。昨日の朝早くに市政府に届けられ、
段ボール箱の問題は解決を見た。
王は今年大学を受験した。しかし今まで忙しく、学校には通えていない。
朝から晩まで市政府物資支援センターに缶詰めで、家に帰るよりも網友とのオンライン会議に
参加している。学生に人気のあるPTTには、熱心な会員もいて、仮想の世界が「具体化」し、
見えない力が生まれてきている。
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLリンク(www.udn.com) (中国語・繁体字)
★ 画像。
URLリンク(www.udn.com)
★ 訳註。
(*1) しばしば「台湾版2ちゃんねる」と呼ばれる、台湾最大の掲示板。みたいなもの。
★ 関連スレ。
【台湾】台風8号が台湾に50年ぶりの大災害、災害対策に多くの教訓 中央気象局の予報問題視、政府連携不足で救援活動も後手に回る[08/10]
スレリンク(news4plus板)
とか。