【日米比】日本軍がフィリピン・ルソン島で行った、「バターン死の行進」で生き残った元米捕虜らを日本招待へ[08/13]at NEWS4PLUS
【日米比】日本軍がフィリピン・ルソン島で行った、「バターン死の行進」で生き残った元米捕虜らを日本招待へ[08/13] - 暇つぶし2ch1:はるさめ前線φ ★
09/08/13 18:10:57
バターン死の行進、元米捕虜らを日本招待へ

米兵ら2万人が死亡したとされる「バターン死の行進」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 政府は、第2次大戦中の1942年4月、日本軍がフィリピン・ルソン島で行った「バターン死の行進」で
生き残った元米兵捕虜らを、来年度日本に招待する方針を固めた。

 政府が元米兵の捕虜を公式に招待するのは初めて。

 元捕虜の間には、今もなお反日感情が残る人々もおり、日本政府としてはこうした活動を通じ、
日本に対する理解を深めてもらいたい考えだ。

 「バターン死の行進」をめぐっては、米国内に元捕虜で作る「全米バターン・コレヒドール防衛兵の会」が
あったが、高齢化に伴い、今年5月、テキサス州サンアントニオで解散式が開かれた。

URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 この会合に、藤崎一郎駐米大使が日本政府を代表して出席した。「バターン半島・コレヒドール島
などで、悲惨な経験をした元戦争捕虜を含む多くの方々に、多大な損害と苦痛を与えたことに、
心からのおわびの気持ちを表明します」と謝罪した。日本政府が元米兵捕虜に直接謝罪したのは
これが初めてのことだ。

 計画は、大使の謝罪を受けて動き始めた。来年度中に実施される見通しだ。
対象となるのは、「死の行進」の生存者を中心に、元捕虜やその子孫ら数百人となる見込み。
記念行事への参加や日本の青少年との交流、一般家庭へのホームステイなどが想定されている。

 政府は2004年度までの10年間、日本が戦争被害をもたらした国との関係を改善するため
「平和友好交流計画」を実施した。外務省によると、オーストラリアや英国、オランダの
元捕虜については日本招待を行ったが、激しく戦った米国からの招待は実現していなかった。

 一方、日本の戦争被害者らの間からは、政府の計画に疑問の声もあがっている。
米国は原爆投下や無差別空襲などの犠牲者に謝罪していないためだ。
日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は、「米軍捕虜を招くなら、
政府は米国に原爆や空襲の犠牲者への謝罪を求めるべきだ」と話している。

 ◆バターン死の行進=第2次大戦中の1942年4月、フィリピン・ルソン島バターン半島を攻略した
日本軍が、米軍やフィリピン軍の捕虜約7万人を炎天下で約100キロ・メートル歩かせ、
多くの死者を出したとされる事件。死者は「約2万人」ともいわれる。

 日本の代表的な「戦争犯罪」の一つとされる。現地の陸軍第14軍司令官だった本間雅晴中将が
マニラ軍事法廷で有罪となり、銃殺刑に処された。

(2009年8月13日14時35分 読売新聞)
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