【在日】「敵国アメリカが軍事力を蓄えているのに、防衛しなければ、姉たちは死ぬ。核実験は責められぬ」~北朝鮮の姉案ずる弟[08/12]at NEWS4PLUS
【在日】「敵国アメリカが軍事力を蓄えているのに、防衛しなければ、姉たちは死ぬ。核実験は責められぬ」~北朝鮮の姉案ずる弟[08/12] - 暇つぶし2ch1:イマジンφ ★
09/08/12 10:15:34
◆軍事大国の米国が核廃絶を訴えても、きれいごとに聞こえます。核の脅威から
世界を救う道筋を示してほしい。匿名の在日朝鮮人被爆者

◇苦しみに国境はない
北朝鮮にいる被爆者を追ったドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ピョンヤン~棄(す)て
られた被爆者」が7月23日、広島市で初上映された。市内に住む在日朝鮮人の男性
(73)はスクリーンに見入った。40年近く前に日本を離れ、北朝鮮に暮らす姉(76)が
映し出されていた。

「目が飛び出た人、服が燃えて胸がそのまま出ている人……。これ以上の地獄はない
と思いました」。民族衣装のチマチョゴリ姿で原爆の悲惨さを語る姉。家族でさえ思う
ように連絡がとれず、もう7年会っていない。

「体調は大丈夫だろうか」「原爆症に苦しんでいないか」

わずか40秒ほどの「再会」。心配が募った。

   ■  ■

1945年8月6日。男性は、姉、父と共にたまたま島根県の疎開先から自宅のある広島
に向かっていた。その日の朝、原爆が投下されたことなど知るよしもない。すれ違う汽車
の窓は割れ、乗っている人の服や髪は焼けていた。「広島に大きな爆弾が落ちた」とだけ
聞いた。汽車は途中で止まり、後はただ必死に歩いた。

数年後、突然髪が抜け、同級生からいじめられた。東京の朝鮮学校に進んだが、広島
出身というだけで同胞からも避けられた。結婚後も差別を恐れ、3人の子が全員結婚した
60歳で被爆者健康手帳を申請した。「原爆は生き残ったものまで苦しめる」。その恐ろしさ、
残酷さは身にしみている。

毎年8月6日は、ある忘れられない橋に水を供える。必死に歩いたあの日、全身焼けただれ、
「水を……」という言葉を残して息絶えた被爆者を見た橋。目に焼きついたその姿に核の
恐ろしさを重ね、平和を祈る。

   ■  ■

「何てことを」。今年5月、北朝鮮が核実験をしたと聞いて思った。それでも「朝鮮戦争は
休戦中で、まだ終わっていない。敵国アメリカが軍事力を蓄えているのに、防衛しなければ、
姉たちは死んでしまう。核実験を責められない」と主張する。
「思いは複雑なんです。苦しいですよ……」。目に涙が浮かんだ。

最近、ニュースを見るのが怖い。北朝鮮に対する経済制裁のニュースが流れるたび、
北に渡った家族を思い、胸が痛む。在外被爆者の姉にも被爆者健康手帳を取ってあげたい
が、その道は険しい。日本で生まれ、日本で育ち、日本人の友もいる。
しかし「自分の考えは日本人には理解されない」と分かっている。
「名前を公表すれば子や孫が嫌がらせを受けるかも」という理由で、男性は「記事にするなら
匿名にしてほしい」と話した。

   ■  ■

映画を製作したフォトジャーナリスト、伊藤孝司さん(57)は98年から毎年北朝鮮に入り、
当局を介し、被爆者を取材した。
国交がなく被爆者健康手帳の取得が進まず、支援から取り残された北朝鮮の被爆者の
姿を伝えるためだ。「どの国の被爆者も苦しんでいる。核廃絶が私の願い」
上映会の後、男性は伊藤さんと握手した。「国家の関係がどうあれ、被爆者の救済は積極的
に行われるべきだ」。2人の思いは重なる。そして、平和を願う気持ちはどこの国に暮らしても
同じだと信じている。【山田奈緒】

URLリンク(mainichi.jp)
ソース:毎日新聞


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch