09/08/05 16:32:43 4Jqzup4l
仙北、由利、北秋田地方など、県内各地で山ウサギの糞料理があった。
山ウサギは、寒中に木の芽や枝皮を食べるため、腸の中にはこうした冬の新芽が詰まっている。
由利郡鳥海村百宅、笹子では、この糞料理を「スカ料理」と呼ぶ。
山ウサギの腹を割り、糞の詰まったまま食道と直腸の両端を糸で結び湯煮する。
この山ウサギのソーセージを切り、塩をつけて食べる。煮ずに糞のソーセージを串焼きにしても食べた。
北秋田郡森吉町では、この糞の塩辛を作って食べたという。
未消化の新芽が入っている糞だけをしごき、1ヶ月間塩漬けにして塩辛を作る。
新芽の苦味があって風味満天らしい。
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バンドリ(ムササビ)の旬は、11月から12月末。特に12月頃は、クロモジの芽を食べているので、その香りがして最高に美味いという。
西木村戸沢のマタギは、大腸の糞をしごいてからよく洗い、これをぶつ切りにして酒カスを混ぜて味噌で煮る。
「バンドリのホロホロ」と呼び、酒のツマミとして珍重した。
またバンドリのハラゴ(子)は、産前産後によい食べ物として婦人が好んで食べたという。毛皮は防寒用として利用された。
秋田県には素晴らしい糞料理があったんだなwこの伝統は語り継いでいかないとなwww