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韓国の銀行大手18行：１－６月期は57％減益－貸倒引当金の増加で
８月３日（ブルームバーグ）：
韓国最大の銀行、国民銀行を含む同国大手18行の2009年１－６月（上期）決算は、前年同期比57％減少した。
国内の景気下降で貸倒引当金が３倍以上に膨らんだことが響いた。
韓国金融監督院が３日電子メールで配布した発表文によれば、18行の純利益は２兆8000億ウォンと、
前年同期の７兆6000億ウォンから減少。貸倒引当金は２兆3000億ウォンから７兆1000億ウォンに増加した。
ただ、４－６月（第２四半期）の利益は前期と比べ改善。不良債権の伸びが鈍化し、貸倒引当金が前期を下回ったことが寄与した。
４－６月期の韓国成長率はほぼ６年ぶりの高い伸びとなり、デフォルト（債務不履行）のペースが鈍化した。
韓国金融監督院によると、４－６月期の利益は２兆3000億ウォンと、１－３月（第１四半期）の6000億ウォンのほぼ４倍に増加。
貸倒引当金は２兆6000億ウォンと、１－３月期の４兆5000億ウォンから減少した。
URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.co.jp)