10/06/07 14:40:46 MrTJsFFJ0
宮部氏がヨハネスブルクを訪れたのは世界一週旅行中の2006年11月ごろ。
別の国に移動するため、日中、ヨハネスブルク中央駅からヨハネスブルク国際空港行きバス停に
徒歩で向かおうとしたわずかな間、黒人集団に襲撃された。
雇った黒人女性ガイド2人に誘導され、駅構内を出た。
「駅構内を出てわずか2~3分、200メートルくらいしか歩いていない時でした」。
路上にいた多数の黒人男が、宮部さんを取り囲むように群がったきた。「やばい・・・」。
そう思った直後、1人の男が飛び掛ってきて、斜め後ろから首を太い腕で絞め上げてきた。
直後30人以上と思われる男が一気に襲い掛かってきた。
集団は所持品を奪おうと、宮部さんのズボンのポケットに次々手を伸ばしてきた。
左右のポケットを両手で押さえ、“死守”しつつ抵抗したが、路上にうずくまってしまった。
男たちは獲物を“狩る”猛獣のごとく、倒れ込んだ宮部さんの頭部、
ボディーなどをボコボコに殴り始めた。「殺される・・」。「財布だけでも差し出さないとまずい」と考え、
財布が入った左のポケットをかばう力を緩めた。直後、1人の男が財布を強奪。
「とったぞ~!」とばかりに財布を右手に持ち、天空に掲げた。
するとほかの猛獣たちは、財布を掲げた男に群がり始め、あっという間にどこかへいなくなってしまった。
「まさにフルボッコ状態。ただ、正確な人数や、殴られた回数を考える余裕なんて、正直ありませんでした」
何とか立ち上がってところ、さらに“第2波”が。別の黒人数人がタックルしてきた。
背後から首を絞め上げ、残りの男たちが、ポケット内のものを奪おうとしてきた。
パスポート類を守るため全力で暴れると、男たちは散った。