10/06/06 18:23:23 0
>>1からの続き
森さんは、事前に企画内容を明かさず稲垣さんに会ったが、その時の印象を「すごく人見知りで、芸人の
においがしない。とんでもなく礼儀正しい女の子。親御さんの育て方が良かったんだろうなと感じた」と
振り返る。稲垣さんのまじめさと性格の良さは、実際にコーナーがスタートすると、想像以上だったという。
「コメントをもらった人に失礼なことをしてはいけない」と軽率な行動をいましめ、スケジュールの都合で
中断したロケを再開する時も、食事を食べていない状態で中断したら、自発的に食事抜きで撮影に臨むなど
前回の状況を可能な限り再現しているという。
稲垣さんの「ブログ旅」では、ブログに寄せられたコメント数を1件1円で換算し、さいころを振った
結果によって交通費や宿泊代が支給され、通過ポイントを通りながら目的地を目指す。さいころの出目に
応じて、資金の全額没収、コメント数の1割、10倍など支給額が変わるルールだ。コスプレ姿のまま旅を
するのがポイントで、番組予告やサブタイトルなどがエヴァンゲリオンをほうふつさせる演出になっている
のが特徴だ。稲垣さんは、これまで「関西縦断ブログ旅」「四国一周ブログ旅」を制覇。旅を重ねるごとに
ルールは過酷さを増しており、現在は、「連続して1を出したらスタート地点に戻る」というルールが
追加され、兵庫県から鹿児島県を目指す「西日本横断ブログ旅」に挑戦している。旅の模様は09年11月
からTBSでも「完全版」(毎週土曜日深夜2時43分放送)として放送されており、6月にはブログ旅の
様子を収めたDVDや書籍も発売される。
そんな稲垣さんが最も苦境に陥ったのは、「四国一周ブログ旅」での高知県・足摺岬でのロケだったのでは、
と森さんは振り返る。さいころで1を出してしまい、旅館に泊まれなくなった稲垣さんは、一晩の宿を求めて
道行く人に声をかけるが、ことごとく断られてしまう。そして、稲垣さんは涙を流し、声をかけることを
やめてしまうのだ。「普通の人なら、もっとずうずうしくお願いするのかもしれないが、稲垣さんは、
自分のお願いで困ってしまう人を見るのが何よりもつらいと感じてしまう。あの時はリタイア寸前
だった」という。
さらに続きます