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放送作家・都築浩。テレビ番組のエンドロールで彼の名前を目にすることは多い。
現在『笑っていいとも!』(フジテレビ)、『NEWS ZERO』(日本テレビ)、『中居正広の金曜日の
スマたちへ』(TBS)など、1週間に15本以上の番組を担当している。
これまで放送作家としてバラエティを中心に関わってきたが、脚本家として連ドラを執筆しており、
小説家としてもデビューした。テレビ業界に身を置いて23年。ふだんテレビの裏側にいる男は、
表に出てきて何を語るのだろうか。
~中略~
●放送作家の仕事は“コンサルタント”のようなもの
テリー伊藤さんの事務所に入っても、誰も「放送作家のイロハ」といったものを教えてくれませんでしたね。
なので先輩が書いた台本を見たり、ゴミ箱に落ちている資料などを見ながら、書き方を学んでいきました。
少しして『元気が出るテレビ』の会議に呼ばれるようになり、企画を考え、そして台本を書くようになりました。
いまもそうなのですが、アルバイトのような感覚で仕事をしていましたね。ただアルバイトにしては、ちょっとカ
ネがいいなあ……みたいな(笑)。
視聴率批判をされる方もいらっしゃいますが、やはりこの世界は数字を無視するわけにはいきません。
視聴率が悪ければ、番組が終わってしまいます。となれば番組に関わっている関係者が、路頭に迷うこと
になりかねません。もちろん放送作家が番組のすべてを担っているわけではありませんが、厳しい数字の
ときには立て直すことも、この仕事の大切なことですね。
~中略~
●ずっと全速力で走っている、といった感覚
~中略~
この仕事は外から見ていると華やかに感じるかもしれませんが、実際はそうではありませんよ。ボクの場合、
1週間のうち4?5日は1ミリも外に出ない生活を送っていますから(笑)。自宅マンションの地下駐車場から
テレビ局の地下駐車場に着いて、そのまま局の会議室へ。終われば地下の駐車場からマンションの
地下駐車場へ。そしてそのまま上に上がって、自分の部屋で寝る……。もちろん外が暑い・寒いといった
感覚はなく、雨に濡れることもほとんどありません。こんな生活に耐えられる人は、少ないかもしれませんね(笑)。
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