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5月29日に公開されたSMAP香取慎吾の主演映画「座頭市 THE LAST」が大苦戦している。
香取と阪本順治監督は30日までの2日間で全国7カ所を回り、計11回の舞台挨拶を敢行。製作のフジテレビも、
公開のタイミングに合わせて「とくダネ!」「めざましテレビ」「とんねるずのみなさんのおかげでした」など
自局の番組に香取を出演させ、大々的に「座頭市」を宣伝した。
ところが、いざ作品が封切られると……。
「興収は公開2日間で約9000万円で、最終的に6億円に届くかどうかでしょう。時代劇だから億単位の
製作費がかかっているし、全国238スクリーンの公開なので宣伝費もかさんでいるはず。この数字では興行的に
厳しいと思います。フジ製作、東宝配給のコンビは数々のヒットを飛ばしてきましたが、08年に同じ
SMAPメンバーの草なぎ剛の主演映画『山のあなた~徳市の恋』で大コケしました。あの時とパターンが似ています」
(興行関係者)
今作の見どころは、主人公「市」の最期が描かれている点だ。観客は勝新時代からの座頭市ファンである
中高年が中心という。一方、SMAPファンの若い世代は、香取が「忍者ハットリくん」で見せた明るい
キャラクターを期待しているわけで、「市」みたいにシリアスな役柄は見たくないということだろう。
「座頭市」は敗色濃厚のわけだが、驚くべきことに、香取と阪本監督は今週末も“大ヒット御礼記念”の看板を
ブラ下げて大阪・京都の6カ所で舞台挨拶する。
ちなみに、「ROOKIES」でブレークした市原隼人主演のボクシング映画が5月22日に公開され、
こちらは「座頭市」を上回る勢い。話題性では「座頭市」より下の映画に負けたのは一大事だ。
“月9”ドラマでコケた木村拓哉に続き、香取もピンチ。
(日刊ゲンダイ2010年6月2日掲載)
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