10/06/03 03:26:18 P
TCK特別区競馬組合は今日、ダートグレード競走への出走資格に関する事項を
一部変更すると発表した。適用は帝王賞(JpnI)からとなる。
TCKではこれまで、「休養期間(最終出走から起算して当該開催の前日まで)が
1年以上の馬」はダートグレード競走への出走資格を与えていなかった。しかし、
この規定に「平成○年度第○回大井競馬に出走申込をし、総合調教試験を受験し
合格した馬、またはJRAにおける発走調教審査を受験し合格した馬については、
この限りではない」という文面を加えることになった。
理由としては、「所属場(主催者)が施行できる競走に出走できる資格を有する馬が、
ダートグレード競走に出走できないことは、その世代の有力馬が競い合うという
ダートグレード競走の本旨に適うものではなく、また、JRAと地方競馬が極力近い
条件を設定することが適当である」、また「近年の競走馬に対する医療技術並びに
故障馬に対する調教技術は飛躍的に進歩しており、1年以上の休養馬による活躍も
珍しくない」という2つを挙げている。
<塚田修開催執務委員長のコメント>
東京シティ競馬では、「強い馬、レベルの高い馬」によるクオリティの高いレースを提供
することが、競馬ファンに対する使命であると認識しています。「休養期間が1年以上」
の馬が、欠格事項に該当することについては、かねてから懸案としていた事項で
ありましたが、この度、関係機関とも調整を図った結果、見直しに踏み切りました。
なお、この変更は帝王賞から適用し、今後、大井競馬で実施されるダートグレード競走
についても、同様の規定となります。今後とも、東京シティ競馬をご愛顧くださいます
よう、よろしくお願い申し上げます。
(TCKリリースによる)
※これにより、昨年のかしわ記念以来1年以上休養しているカネヒキリは、JRAの
ゲート試験に合格すれば、帝王賞への出走が可能となる。
URLリンク(keiba.radionikkei.jp)
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