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投資総額１億元（約１３億円）超といわれる大型歴史ドラマ「三国」（計９５話）が５月から天津テレビなど
複数のテレビ局で始まり、中国で三国志ブームが起きているが、広東省の新聞、広州日報はこのほど、
三国時代の英雄の子孫について報道、話題を集めている。
同紙によれば、蜀の宰相だった諸葛孔明の子孫の中には、香港の人気女性モデル、諸葛梓岐
（マリー・ジュウガー）さんがいる。ファッション誌によく登場し、個人の写真集を出したこともある。
１９８３年の北京生まれ。自宅には、先祖代々の系図を示す絹製の家譜があり、梓岐さんは諸葛孔明から
数えて６３代目にあたるという。
呉の君主、孫権の故郷は浙江省富陽の竜門鎮だが、同鎮の９割以上の住民の姓は孫。地元住民の家
譜によると、現在最も多いのは孫権の６５代目の末裔（まつえい）だという。バドミントンのラケット作りが
この町の主な産業で、ほとんどの住民が従事している。今や孫権の子孫が作ったラケットは、かつての
敵国である魏（中国北方）や蜀（四川省など）のみならず、欧米やアフリカでも売られている。
「赤壁の戦い」に登場する呉の将軍、周瑜の６３代目の子孫、周柏泉氏は、周氏一族の家譜を長年研究している。
周柏泉氏によれば、香港の有名な映画スター、周潤発（チョウ・ユンファ）氏も周瑜の子孫だという。
蜀の君主、劉備は小説では、子供のころワラジを売って生活していたことになっているが、その６０代目の
子孫と自称する劉暢氏は現在も、四川省成都市でワラジ売りをしている。市内の観光スポットに小さな店を構え、
「劉備の子孫」を宣伝文句にしているため、売り上げも上々とか。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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