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●中京テレビ・ブリヂストンレディス（愛知・中京ＧＣ石野Ｃ＝６４８４ヤード・パー７２）
「こんなに（優勝の）間隔を空けたことがなかったので緊張しました」
首位発進の不動裕理（３３）が大会記録の通算１３アンダーで逃げ切り、今季初優勝（通算４７勝目）を遂げた。
一昨年の富士通レディース以来、実に１年７カ月ぶりの勝利に、
「のどはカラカラになるし、思うようなプレーができず、パットも打ち切れず、今までの自分のゴルフがどこへ行ったかと思った。
（昨季０勝で）だんだん忘れられていくのかなと思った」と振り返った。
それでも、今大会は３日間でボキーは１つだけと“元賞金女王”の意地や安定感が光り、
雨の中での試合運びのうまさや抜群のショットの正確性など、強かったときの不動を彷彿（ほうふつ）とさせた。
最終日は黒ずくめのレインウエアに身を包み、見た目にも地味だ。
普段から口数も少なく、決して軽口をたたかない。
そんな不動が昨年暮れのある夜、親しい関係者に、「私、来年は絶対に勝つから。優勝できずに悔しい」と決意表明した。
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