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サッカーJ2の「東京ヴェルディ」は、このままでは、来月にも経営が困難になる見通しになり、
Jリーグは、現在の経営陣に代わり、リーグ主導での経営を進める方向で25日から協議に
入ります。
ヴェルディは、去年9月から、チームの育成組織出身者などでつくる持ち株会社「東京ヴェルディ
ホールディングス」が経営してきました。しかし、ホームゲームの入場者数が当初の計画を
下回っていることに加え、先月には、企業からの協賛金1億3000万円が入らないなど、
予定していた収入が得られていません。このためJリーグでは、先週、監査チームを派遣し、
経営状況を調べた結果、このままでは、来月末にも経営が困難になる見通しであることが
わかりました。
Jリーグと東京ヴェルディホールディングスでは、ことし1月、経営破たんの可能性が高まった
場合、Jリーグが経営権を奪うことができるという合意書を結んでいます。このため、Jリーグでは
25日、臨時の理事会を開き、ヴェルディの現在の経営陣を退陣させ、Jリーグ主導でのチーム
運営を進める方向で協議に入ることになりました。
ヴェルディは、リーグ発足当初の1993年と94年に優勝を果たすなど伝統のあるチームですが、
このところは昇格と降格を繰り返し、今シーズンは、ここまでJ2で13位と低迷しています。
東京ヴェルディホールディングスの崔暢亮会長は「先週、監査を受けたが、結果については
聞いていない。問題があるとも言われていない」と話しています。
ソースはURLリンク(www3.nhk.or.jp)