10/05/22 13:18:15 0
「光栄です。ギャラリーの皆さんの気持ちがボールに乗り移ったと思う」
石川遼(18)が、先の中日クラウンズ最終日にマークした58がギネス世界記録と認定され、
19日、栃木県内のゴルフ場で認定証の授与式が行われた。
石川にとってギネス記録は2つ目。アマチュアの高校1年生の2007年に達成した、
男子プロゴルフツアー世界最年少優勝記録(15歳245日)に続く“名誉”であり、
「いつか57を出したい」と記録更新や3つ目のギネス記録へ意欲マンマンだった。
ギネス記録認定の方法はいくつかあり、申請してから通常は1~2カ月かかるのが一般的だけに、
今回は特別なのかスピーディーに認証されたようだ。
「ギネス世界記録は自己申請することもできますが、ニュースになった場合などは、
ギネス側が直接アプローチする場合もあるようです」(関係者)
なお、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、今回も前回もギネス社への申請には関与していないという。
それにしても、日本ツアーでの58に、「?」と感じる向きも多いハズだ。
「だって、丸山茂樹は2000年の全米オープンの予選会(ウッドモントCC・パー71)で
58(1イーグル、11バーディー)をマークしているのにギネス記録になっていない。
それに、石川が記録を出した大会はパー70設定であり、丸山の記録の方がよっぽど
価値があるように思える」(ツアー記者)
評論家の宮崎紘一氏が「ギネス記録といわれても小っ恥ずかしく感じる」とこう続ける。
「ゴルフのシロウトが騒いで祭りあげているみたいで、専門的な世界レベルで見れば、
距離の短い名古屋GC和合Cでの“58”が世界記録だといわれてもピンとこない。
百歩譲って日本オープンや外国人選手が出場する太平洋C御殿場CやフェニックスCC
での記録なら納得できますが、ちょっと騒ぎすぎのような気がします」
よく、サンマを一度に大勢の人が焼いて食べたとか、流しそうめんの距離を競うとか、
そんな記録と同レベルというのなら目くじらを立てる必要もないのだが……。
(日刊ゲンダイ2010 年5月20日掲載)
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