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「あくまでも推測に過ぎませんが、エンゼルスは十分に元は取れていると思います」
松井秀がエンゼルスにもたらす利益に関して、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の
ディラン・ヘルナンデス記者がこう言った。
松井は18日オフ、エンゼルスと1年600万ドル(約5億4000万円)で契約。
ここまで39試合に出場して打率2割3分4厘、5本塁打、19打点。
現時点では期待を大きく裏切っているが、球団のビジネスには少なからず貢献しているという。
「アナハイムがあるオレンジ郡近郊ではメディアが連日のようにキャンプ中の松井の動向を報じていた。
オープン戦で放ったファウルがモレノ・オーナーの自家用車のフロントガラスを直撃した際には、
メディアがこぞって大々的に取り上げたものでした。ワールドシリーズMVPの松井が登場することで、
球団のイメージアップ、宣伝効果は計り知れない。エンゼルスにとっては松井の年俸5億円など
安いものではないか」(ヘルナンデス記者)
実際、松井の加入で今年から本拠地「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」には
日系企業の広告が増えた。
松井がイメージキャラクターを務めるコマツを筆頭に、タイヤメーカーや家電メーカーなど
計8社が球場に看板を出しており、広告費用は年間1社1億円、計8億円に上るとみられる。
米国内だけでなく、日本のファンの間でもエンゼルスの知名度は格段に増した。
松井の加入で日本ではすっかりお馴染みになった。
もちろん、だから打たなくても構わないということにはならないが、
この日のレンジャーズ戦は3打数無安打2三振。2試合連続ノーヒットに終わった。
右太ももを痛めているパイレーツの岩村は代打出場して投ゴロ。
これで08年の井口(当時パドレス)と並ぶ日本人ワーストタイの32打席連続無安打。
ブレーブスの斎藤は1回を無安打無失点。ドジャースの黒田は5勝目をかけ、アストロズ戦に先発した。
(日刊ゲンダイ2010年5月19日掲載)
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