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トルシエ氏、W杯の日本は「1部に挑む4部のチーム」
.2010年05月20日20時42分 / 提供:欧州通信
. W杯開催が迫る中、フランスのレキップ紙はウェブ版で出場32チームをシリーズで紹介し、
その戦力を分析しているが、20日には15番目のチームとして日本が登場した。
そのテーマはズバリ「ベスト4を公式目標に掲げているが、はたして可能なのか?」。
この問いに元代表監督のフランス人、フィリップ・トルシエ氏が答えている。
まずは「理論的には、日本がベスト4に進むのは不可能」と単刀直入に切り出すトルシエ氏。
ただし実際的には、過去の歴史において不可能が可能になった例がなくはないことも認めている
。自身が指揮をとった2002年大会もそのひとつ。「韓国が4位、トルコが3位なんていったい誰が想像した?
審判の判定やゲーム展開によっては、日本だってこういう現象の恩恵を受けられるかも知れない」と語る。
トルシエ氏は、“ベスト4”という目標を掲げた岡田監督の意図を、「高いハードルを課して、選手たちに責任感を植えつける」
、「国民に夢を見させ、熱狂を生み出す」狙いがあったと理解している。トルシエ氏自身、「私だって、日本が勝ち残れないほうに賭ける、
なんてことはしない。日本が殊勲の勝利をあげることは可能」と考える。ただしそのイメージは
「カップ戦で4部のチームが1部のチームに挑むようなもの」とあくまで現実的だ。
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