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エクアドル戦の勝利の喜びもつかの間だ。
サッカー韓国代表チームの許丁茂(ホ・ジョンム)監督が韓日戦を1週間後に控えて頭を悩ませている。
韓国代表はキャンプ地のオーストリアへ向かう前、24日、日本・埼玉で日本代表と評価試合を行う。
すでに決まったAマッチであるだけに避けることはできない。
問題は得より損失が大きい試合という点だ。
韓日戦はサッカー以上の意味を持つ。
過去のように民族感情が介入した‘銃声なき戦争’ではないが、今でも両国国民は試合の結果に敏感に反応する。
韓日戦が‘監督の墓’とも言われるのがこれを証明している。
歴代の韓日戦では、その結果から韓国で4人、日本で10人の監督が更迭されている。
したがって韓日戦に臨む両チームはいつも総力戦に出るしかなく、激しい死闘の後には傷が残る。
これが許監督の悩みだ。
韓日戦の勝利のために最強の戦力を使用し、けが人が発生した場合、
ワールドカップ(W杯)本大会を目前にした代表チームは大きな打撃を受けることになる。
これを懸念して主力選手を起用せず試合に敗れれば、W杯前にチームの雰囲気が悪化する恐れがある。
試合に負けて負傷者も出る最悪のケースも考えられる。
これを意識したかのように、許監督はエクアドル戦を終えた後、
「日本戦では何を主眼点とするのか、失うものはないかを考える」と述べ、韓日戦に対する複雑な心情を表した。
韓日戦に備える日本の雰囲気も許監督には負担となる。
日本は今回の対戦で東アジア大会(今年2月)の惨敗(1-3)を雪辱しようと意気込んでいる。
日本はまた、W杯出征式を兼ねた今回の韓日戦でライバルに勝ち、
日本代表に向けられた国民の冷たい視線を応援の熱気に変えようとしている。
韓国-エクアドル戦を取材した共同通信の記者は
「日本代表は競技力や関心度で現在最悪の状況にある。
しかし宿命のライバル韓国に勝てばすべての問題を一度に解決できるだろう」と述べ、
日本が総力戦で臨むことを予想した。
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