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アラフォープロの頑張りに水差す石川サイドの問題発言
●日本プロゴルフ選手権・日清カップヌードル杯
首位タイ発進の谷口徹(42)が今季初勝利(通算16勝目)を挙げた。賞金ランクは
1位藤田寛之(40)に続く2位に上昇した。アラフォープロのガンバリが光っているが、
実は大会2日目にあった石川遼(18)サイドの発言が大きな波紋を広げている。
長崎で男子大会が行われるのは実に31年ぶりとあって、2万セットの前売り券は
あっという間に完売。初日から話題の石川を追っかけて携帯電話のカメラで撮影したり、
会場整理の制止を振り切ってコース内に入ったりして石川の周囲は特に騒々しく、
ギャラリーのマナー違反が目立った。これに、石川サイドが、「(ギャラリーをコントロールする)
運営がうまくいかないなら(遼は)出場を自粛した方がいいかもしれない」と、
暗に「試合に出てやらないゾ」と言わんばかりだった。主催者への脅しともとれるような
言いようは傲慢(ごうまん)過ぎないか。ゴルフファンで作家の三好徹氏はこう言う。
「ギャラリーのマナー違反は確かに残念です。ただ、人気者の宿命でギャラリーが殺到して
雑音が多くなるのは日本だけでなく、全米オープンや全英オープンでも同じです。パーマーや
ニクラス、ワトソンが強い時代、ギャラリーの熱狂はすさまじかった。青木功が2位になった
1980年の全米オープンでは、ニクラスが優勝を決めたパットの後にギャラリーがグリーンに
ドッと押し寄せたが、青木は平然とパットを決めた。石川の『58』も、ギャラリーがいてみんなが
応援したからこそ出たのではないか。ギャラリーがいないゴルフ場でひとりで回っても、
あのようなスコアは出ないでしょう」
プロスポーツはファンがいてこそ成り立つ。選手はいいプレーを見せてファンを魅了したり、
会場を静かにすることができる。選手と観客が一体となって盛り上がることができるのだ。
それを「ギャラリーがうるさいから出ない」では、ファンがドンドン逃げていくというものだ。
2010年5月17日発行の日刊ゲンダイより
(>>2以降に、関連スレ)