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6月に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、スウェーデン代表のエースストライカー、ズラタン・イブラヒモビッチの姿を目にすることはない。
チームはW杯予選でデンマーク、ポルトガルに次ぐ3位に終わり、3大会連続出場を逃した。その後、イブラヒモビッチは代表からの一時引退を表明。
現在は、2009-10シーズン開幕前に加入したバルセロナでのプレーに集中している。
3度目のW杯出場の夢がついえた心境、そしてバルセロナのチームメートでアルゼンチン代表としてW杯に臨むリオネル・メッシについて、
イブラヒモビッチが正直な胸の内を明かした。
■予選敗退が決まった時には怒りがこみ上げてきた
―君は6月のW杯でプレーすることはできない。君ほどの才能を持つ選手が世界最高峰の大会に参加できないなんて、さぞかし残念だと思うけれど……
そうだ……、とてもつらいことだ。W杯でプレーしたかったから、予選敗退が決まった時には怒りがこみ上げてきた。優れた選手はW杯でプレーすべきだと思う。
だが、人は必要な運に恵まれないときがあるし、おれにとっては、その時ではなかったのかもしれない。
ただ、はっきりと認識しなくてはならないのは、スウェーデンはスペインでなければ、イタリアでもイングランドでもないということだ。
おれたちは人口わずか900万人の小さな国で、欧州のほかの強豪国のように、“フオリクラッセ”(規格外な)選手はいない。もちろんいい選手はいるが、それだけでは十分じゃないんだ。
―君は、W杯でプレーできない最も重要な選手だと言われているけれど
(明らかに悲しそうな表情に変わって)ただ、残念な気持ちでいっぱいだ(ため息をつき、しばしの沈黙)。たぶん、テレビでW杯の試合は見もしないと思う。
自分がプレーできないのなら、興味はないからね。見るつもりはない。でも、決勝だけは見るかもしれないな。いずれにしても、僕のキャリアで最も長い休暇になるのは間違いないだろう。
(つづく)