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12日に発表された南アフリカW杯日本代表の予備登録メンバーに入ったC大阪のMF
香川真司(21)が、サポートメンバーとして現地に帯同することになった南ア行きを辞退す
る可能性が13日、浮上した。W杯後の7月にドルトムント(ドイツ)へ移籍することが決定した
香川は、初の海外挑戦に備えて国内でコンディションを万全に整えたい意向を、クラブを
通じて日本サッカー協会に伝えたもの。日本協会側は、今後も説得を続けていく。
24番目の戦士の心は、揺れていた。香川は率直な気持ちを吐露した。
「練習をしたい。そこですね、一番は。自分の時間で練習できたら、(ドルトムントの
スケジュールに)合わせやすい。僕の気持ちはクラブに伝えました」。
7月のドルトムント移籍が決定。新天地に、可能な限りレベルアップし、万全のコンディションで
乗り込みたいという思いが21歳の胸にはあった。練習後にクラブ幹部と話し合い、辞退の
意向を伝えた。
12日にW杯の予備登録入りしたが、唯一、17日の発表予定を前倒ししてサポートメンバーで
W杯へ帯同することも決まった。だが、南アに行けるとはいえ、立ち位置は“練習台”。
コンディション、モチベーションを維持するのは至難の業といえる。日本協会の原博美
技術委員長(51)は「帯同しているということは、国内にいるメンバーより、23人に入れる
確率は高い」とは言うものの、それはけが人が出た場合だけ。その可能性は限りなくゼロに近く、
夢だった海外挑戦が控える21歳が、微妙な心境となるのも仕方ない。
クラブは香川との会談後に、協会サイドに意向を伝えた。連絡を受けた原委員長は「(本登録
メンバー23人を先に発表したので)こういうことになるのは、仕方のない部分もある」としつつも、
「焦ってはいない。場合によっては、香川本人と直接、話をすることもある」と、今後も説得を
続ける考え。4人を予定するサポートメンバーの正式発表は17日だ。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
2月の東アジア選手権の合宿で岡田監督(右)からジャージーを引っ張られた香川
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