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南アW杯の日本代表に“サプライズ選出”されたJ1磐田GK川口能活(34)が一夜明けた
11日、早くもリーダーシップを見せた。
強い自己主張で注目されるMF本田圭佑(23)=CSKAモスクワ=について「(代表選手は)
もっと主張し合っていい」と、“王様容認”の姿勢を示し、自身4度目のW杯へ新たなスタートを
切った。
午前9時半、大久保グラウンドでの練習前にW杯代表入りが報告され、チームメート
全選手から拍手を受けた川口だったが、祝福ムードはそこまでだった。
昨年10月の右すねの脛(けい)骨骨折からの完全復帰へ、キャッチングとセービング練習で
休む間もなく90分。午後練習もフィジカルとミニゲームが続き、合わせて3時間をフル消化した。
完全復帰間近の川口が日本代表・岡田武史監督(53)からも期待されるリーダーの顔を
見せたのは、練習後に本田について問われたときだ。
「本田はサッカー好きでストイックな青年。面白い選手だし、主張することはいいこと」
と評価する。本田と同時に代表ピッチに立ったことはないが、08年6月の代表合宿では
サッカー話で盛り上がったことを明かし、コミュニケーションに問題ないことを強調した。
長い代表歴や海外での経験から「仲良し集団ではダメ。主張は、勝ちたいとみんなが
同じ方向を向いてのこと。大人の対応をすれば問題は起きない」と、ときにはエキセントリックに
思われる本田の一連の発言や行動にも、理解を示す。
「闘利王も、佑二(中沢)も、俊(中村俊輔)も、みんなで主張し合えばいい」とも話し、
「自分が一番年上だから」と個性派集団の潤滑油の役割を誓った。
川口の長期離脱で磐田は低迷が続く。「チームも代表と同じだと思う。誰かが犠牲になることが
必要になる」という一方で、「選手である以上先発するつもりで行く」と南アでも出場にこだわる川口。
世界を知る34歳のベテランは、「4強」の目標へ、チームをひとつにまとめることしか考えず
南アへと進む。
ソースはURLリンク(www.sanspo.com)
磐田の練習に参加したGK川口
URLリンク(www.sponichi.co.jp)