10/05/11 21:15:24 P
俳優の仲代達矢さんが11日、主演映画「春との旅」(小林政広監督)のプレミア試写会で舞台あいさつした。
仲代さんは、孫娘役の徳永えりさんについて「全然年も違いますし、孫以下(の年齢)なんですが……
一人の女優が新しく誕生したと思います。スター誕生です!」と絶賛。
徳永さんは「もう、言葉になりません」と大感激で、仲代さんが9日に22歳なった徳永さんへ花束を手渡し、
「あくまで初心を貫いて、そこら辺の、薄っぺらな女優にならないように」と祝福すると、徳永さんはうれし涙を見せた。
「春との旅」は、世界各国の映画祭で数々の受賞歴を持つ小林監督が原作、脚本も手がけた。
北海道の寂れた漁村でささやかな二人暮らしを送っていた74歳の老漁師・忠男(仲代さん)と19歳の孫娘の春。
地元での仕事を失った春が東京で職を探すため、足の悪い忠男の世話を頼もうと、
北海道から東北へと疎遠になった家族を訪ねる旅に出る……という感動作。
この日は、映画の舞台となった北海道・東北の満開の桜にちなみ、
会場内の客席は遅咲きの桜で彩られ、鏡割りで映画の大ヒットを祈願した。
仲代さんは、小林監督の脚本にほれこみ、約9年ぶりの主演に挑戦したといい、
「俳優人生を60年近くやっておりますが、この晩年の老役者が、
こんなすてきな映画に出会えまして、本当にうれしく思っています。小林監督は天才です!」とこちらも大絶賛で、
今後の生き方を聞かれ、「77年も生きてきましたからもういいんです。
でも、人間とは何か、生きるとは何か、命ある限り追求していきたい。
そのために、残り少ない人生を頑張りたいと思います」と熱く語った。(続きます)
ソース: MANTANWEB(まんたんウェブ)
URLリンク(mantan-web.jp)
画像:映画「春との旅」のプレミア試写会で舞台あいさつを行った仲代達矢さん(左)と徳永えりさん
URLリンク(mantan-web.jp)
鏡割りを行った仲代達矢(左)と徳永えり
URLリンク(www.nikkansports.com)
映画「春との旅」公式サイト
◇URLリンク(haru-tabi.com)