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Ｊ１第１１節第１日（８日、清水０－２新潟、アウスタ）
前半を終えて０－２。後半に４得点を挙げて逆転勝ちした前節の京都戦と同じ展開だ。
だが、長谷川監督は「２試合続けて０－２からひっくり返すのは難しい」。開幕から１０戦負けなしだった清水にとうとう黒星が付いた。
警告の累積で小野が今季初めて欠場した。「そんなことを理由にされたら、みんな悔しがる」と指揮官は敗因にしなかったが、
攻撃のキーマンの不在はチームに影響を及ぼした。
立ち上がりから、中盤でボールが収まらず、前半のシュートはわずか１本と攻めが停滞。逆に重い２点を奪われる結果を招いた。
ようやくエンジンがかかった後半も、ゴールは遠い。２５分に岡崎がゴール前でフリーになり右足を振り抜いたが、ＧＫ東口の好セーブに阻まれた。
１０日にワールドカップ（Ｗ杯）の日本代表発表を控える岡崎は「決めないと、こういう結果になる。Ｗ杯でもチャンスは少ない。１点でも決めれば逆転できる流れ。
自分の責任が大きい」と反省の言葉ばかりが口を突いて出た。