10/05/08 01:27:27 0
第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞した映画『ザ・コーヴ』について、この映画の
日本での配給を決めたアンプラグドの加藤武史社長が独占インタビューに応じてくれた。
複数の配給が断っていたという本作を「世界の主要国すべてから非難されていると言ってもよい問題を
どう解決するか考えることは環境面からも、外交面でも、意味がある」という思いで、配給することに
したという加藤氏。
「ハリウッドセレブではヘイデン・パネッティーア、ロビン・ウイリアムズ、ベン・スティラーなどが
映画への応援メッセージを寄せています。レオナルド・ディカプリオも自身のサイトでこの映画を
紹介しています」とハリウッドでの反響を話したが、日本と欧米ではこの映画に対する見解の違いは否めない。
加藤氏は、日本が捕鯨の問題などを「食べるか食べないか」の水産問題でとらえていることを指摘し、
反捕鯨国は「環境をどう守るか」の環境問題としてとらえているため、両国の間で擦れ違いが起きてしまう
のは必然だとした。
その上で、「『いただきます』という言葉は生きとし生けるものの命をいただくということの感謝を表して
いると言いますが、実際には必要以上の命をいただいているわけです。日本人の謙虚さをもう一度思い出す
べきではないかと思います」と配給するにあたって、本作に込めた思いを告げた。
最後に、「『ザ・コーヴ』は本来、日本人の手で撮影されなければいけなかった作品だ」と述べた。
URLリンク(www.cinematoday.jp)