10/05/07 15:42:11 0
まさに超接近遭遇。ファンと選手の距離がこれほど近くなるのは、一昔前なら想像もできなかった。「ブログとはちょっと違いますね。
ファンと近いので、喜んでもらえると思う」とダルビッシュ。ファンは球場の観客席から、またはテレビの画面を通じて選手を見る。
直接、話をする機会などはそうそうない。それが今までの常識だった。まさに時代は変わった、というしかない。
敗戦投手となった試合後などに「つぶやく」ことをツイッター上でファンに批判されても、「失敗を引きずっていい事なんて万に一つもない!」
と本音で返す。夫婦仲が冷え切っているというファンの相談にも乗る。いわく「“お疲れ様。今日もありがとう。また明日よろしくね”と言い合う。
言葉にしないと感謝は伝えられない」。球界の絶対エースはそのプレーはもちろん、ネット上のコミュニケーションでも「ファンを大事にする」
との姿勢を貫いている。
「もっと(球界でも)たくさんの人がやればいいと思いますよ」。そう話すダルビッシュ以外にもソフトバンクの大隣、摂津、巨人・鈴木らが
日々「つぶやいて」ファンとコミュニケーションを取っている。「ブログと違って(反応が)返ってくるのも速い。僕も楽しいし、ファンにとっても
身近に思ってくれればありがたい」と鈴木。「“ビール7杯目に突入しました!”ってつぶやいたら、“ビールはやめて焼酎にしろ!”って
返されたことがあった。反応が面白いよね」と笑いながら話した。
地上波でのテレビ中継が激減し、選手や球団にとっては「いかにファンに球場に足を運んでもらうか」が勝負になっている。
しかし今季はここまでセ、パとも、天候不順もあって観客動員数は前年比でマイナス。「つぶやき」を通じて構築される選手と
ファンの新たな関係は、プロ野球人気の再燃をもたらす大きな可能性を秘めている。
(おしまい)