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(>>2より)
しかし、年間の入場者数は頭打ち。例えば、男子ゴルフは石川遼の出現で年間の
ギャラリー数は大幅に増えた。石川がプロ転向した08年は前年比23・24%増の約52万人。
昨年は約59万人と60万人に迫る勢いだった。人気回復を実現するためには、
固定ファン以外の目を野球に向けさせる必要がある。それには、石川のようなスターの
出現が不可欠だが、「今のプロ野球界にはそのスターがいない」と前出の吉川氏が言う。
「野茂、イチロー、松井秀とスター選手が次から次にメジャーに流出した。松坂も海を
渡った。巨人の坂本などはもっと広く世間の注目を集めてもいいはずだが、巨人の
寄せ集め集団の中に埋没してしまっている。スポーツ紙の1面を飾るようなキャラクターが
プロ野球に少ないのが今の現状でしょう。個人に魅力がなければ、組織に魅力が
出てくるわけがない。スポーツマスコミは西武に入団した菊池雄星を一生懸命に取り上げ、
スターにしようとしたが、これも期待を裏切られた。今秋のドラフトでプロ入りするであろう
早大の斎藤佑が今度はスター候補の期待を背負わされるのでしょうが、年々、注目と魅力を
失っているように見える。今のままではプロ野球の将来に悲観的にならざるを得ません」
球団や現場の過度の口出しのためかイチローや野茂のような、スケールも考え方も
破天荒でとてつもない活躍をする選手がなかなか育ってこない。
これで、巨人が下馬評通りに独走でもしたら、少なくともスポーツ紙のプロ野球離れは
進む一方だろう。
(終)
(>>4以降に、関連スレ)