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(つづき)
「THIS IS MY STORY」は彼らにとって最高の一枚となった。
そんな彼らは今回「THERE'S NO TURNING BACK」で、プラスアルファーの作品をつくる気はなかったと言う。
「THERE'S NO TURNING BACK」はメンバーの内面、人間性がもっと出るべきだと思いながら作成した。
ROY、JIM、MARCY、TAXMANという部分のみではなく、
渡辺亮(ROY)、舟山卓(TAXMAN)、木村順彦(JIM)、山口雅彦(MARCY)の素の部分、
実際はクールな人間でもないポップな性格を表現し、メロディーも聴きやすく変化させている。
また「THERE'S NO TURNING BACK」には「振り返らない」という意味がある。
彼らは既にルーツ・ミュージックを身につけている、自分たちの音楽を信じて前に進むのみだと語った。
そんな「THE BAWDIES」は特にライブを大切にしている。
ライブで一緒に踊って汗をかくことで伝わることがある。
ロックンロールは踊るための音楽ではない、音楽で勝手に体が動くものだ。
外国でのライブは「音楽を聴きにくる」というだけではなく
「飲みに来る」「食事に来る」「年齢男女問わずに遊びにくる」という感覚で、音楽と日常の距離感がとても近い。
ライブはもっとお祭りのような感覚で、意味やメッセージよりも感じることが重要だと語った。
「THE BAWDIES」は音楽も魂も、ロックンロールの原点がきっちり身に沁み込んでいる。
確かに彼らの音楽はどこか懐かしさがある。
しかし古臭さは微塵も感じることはない。
「THE BAWDIES」は若者だけではなく、中高年(特に男性)にもドンピシャで聴き入ることができる音楽の魅了を持っていると感じた。
URLリンク(news.livedoor.com)
(おわり)