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テレビで引っ張りダコ池上彰 いくら稼いでいるのか
遅れてきた大型新人―。テレビ業界内ではこんなニックネームまで囁かれ始めた。
元NHK報道記者主幹でジャーナリスト・池上彰(59)の評判がうなぎ上り。収入もビックリ
するほどアップしている。もともとNHK時代からソフトなマスクと語り口で、難しいニュースを
わかりやすく伝える手腕に定評があり、「週刊こどもニュース」でブレークした。
退社は05年。その後は民放に出始め、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、
「学べる!!ニュースショー!」(テレビ朝日)で人気者に。「学べる―」は
09年秋に終了したが、視聴者からは番組復活の要望が殺到し、この春から
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」に衣替えして新番組が始まった。
池上のスゴイのは期待を裏切らないところ。14日放送の初回2時間SPは17・4%
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この日はテレ朝が視聴率4冠王に輝いたが、
その牽引役となった。21日の第2回放送も13・7%で同時間帯トップ。テレ朝は
池上サマサマだろう。ちなみに、現在テレビ、ラジオのレギュラーは3本。不定期出演もある。
さて、気になる池上のギャラ。通常、大学教授や新聞記者、ジャーナリストなどは、
ニュースやワイドショーに出演する場合は「文化人枠」というくくりになる。出演料は
タレントとは比べものにならないくらい安く、「3万から5万円」(テレビ局関係者)が相場だ。
ところが、池上はすでに文化人ではなく「タレント扱い」だそうでウハウハ状態だ。
「ゴールデンタイムの冠番組なら1時間で100万円。2時間SPなら200万円です。
またゲストコメンテーターとしての出演なら30万円程度。これはデーブ・スペクターと
同水準です」(テレビ局関係者=前出)
NHK出身でキャスターに転向した人物といえば草野仁、大塚範一、宮本隆治、
堀尾正明といった面々がいる。池上がこうしたメンバーと違うのはアナウンサー出身ではなく、
報道局で記者としての経験が圧倒的に豊富ということだ。こういったバックグラウンドが
今に生かされ、独自の視点で難しいニュースをわかりやすく伝えることができ、
視聴者に説得力があるのだろう。
(>>2以降へ)
2010年4月28日発行の日刊ゲンダイより