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殿堂入りでも、ギネスは公認拒否？！ 阪神は２６日、金本知憲外野手（４２）が
プロ野球記録の連続試合フルイニング出場１４９２試合目となった１７日の横浜戦（横浜スタジアム）で
着用していたユニホーム、スパイク、帽子を米ニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂に
寄贈すると発表した。米国では金本の記録を“公認”した格好だが、英国では“未公認”。
アニキの記録の価値の評価は、真っ二つに分かれている。
これまで、米野球殿堂に日本プロ野球関連の記念品が寄贈された例では、
王貞治が７５６号本塁打を放った時のバット。金田正一の４００勝達成時のボールとグラブ。
福本豊の１０００盗塁達成時のスパイク。カル・リプケンに更新されるまで世界記録だった
衣笠祥雄の２２１５試合連続出場時のユニホーム。そのほか、山森雅文によるフェンスに
よじ登っての「ホームランキャッチ」のパネル写真展示もある。
自身のグッズが米野球殿堂入りするという快挙に金本は
「とても栄誉あることでうれしく、身の引き締まる思い」とコメントした。
米野球殿堂博物館の専務理事、エリック・ストール氏は「記録は終わりを迎えましたが、
金本選手が１０年以上も続けられた『鉄人的な』業績から生まれた芸術ともいえる寄贈品を通し、
これからの世代へ向けて、金本選手がどれだけの功績を野球界に残したかを国際的に
示すことができるでしょう」と金本の記録の価値を後世に伝えていく考えを示した。
メジャーリーグと日本のプロ野球の記録を、同じ土俵に乗せて比較できるのか－は、
毎度取り上げられる問題だが、今回の金本の記録は、米国で認められたといっていい。
しかし、英国ではその価値が意外に低い。
（続く）
URLﾘﾝｸ(www.zakzak.co.jp)
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