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陸上の第56回県春季大会最終日は18日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、
高校一般男子3000メートル障害は島田敦史(Honda栃木)が9分11秒66で2年
ぶり3度目の王座に就いた。同10000メートル競歩は香川新(栃木TFC)が
同5000メートル競歩に続き優勝。高校男子8種競技は大坊義和(那須拓陽)が
5438点の県高新で頂点に立った。中学女子800メートルは小林由佳(中村)が
予選で2分16秒32の大会新をマーク。決勝は2分17秒12で制し、同1500メートル
に続く2冠に輝いた。
「目標だった羽田(智香)先輩の記録を超えられてうれしい」。中学女子800メートル
を制した2年の小林由佳(中村)はレース後に笑顔をはじけさせた。
午前中に行われた予選では「2周目で中だるみしないよう粘りを意識した」(小林)と
終始軽快な走り。ラスト100メートルでもペースが落ちず、羽田の記録を約2秒
上回る2分16秒32の大会新で1位通過した。
決勝は予選の疲れが抜けず記録更新とはいかなかったが、2位に約4秒差をつけて
堂々の優勝。1500メートルに続く2冠に輝いた。
関里子監督は「とにかく前向きで、上を目指そうとする気持ちが強い。走るのが好き
で、見ていて楽しくなる走りをしてくれる」と評する。
昨年の東日本女子駅伝や関東中学駅伝で区間賞に輝くなど、1500、3000メートル
を得意とする長距離走者の小林。この冬、苦手な短距離を意識して練習したことが、
800メートルの記録更新につながった。
「気を抜かず、羽田先輩のほかの記録にもどんどん挑戦したい」。そう言った瞬間、
あどけない表情が真剣なまなざしに変わった。
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