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◆J1第7節 C大阪2―1湘南(18日・長居)
C大阪は、MF香川真司(21)が、後半ロスタイム5分に勝ち越しゴールを決めるなど2得点。
通算5ゴールでランキングトップに並び、史上初のJ1、J2の変則2年連続得点王も夢では
なくなってきた。
後半ロスタイムは5分。時計は49分50秒を回ろうとしていた。土壇場で、MF香川が
左からドリブルで中央へ切れ込んだ。「最後に一本、結果を残さないと」。
思いを込めて右足を振り抜くと、ボールが左隅に突き刺さった。
直後に試合終了となる劇的な“サヨナラゴール”。スタンドへ向かって走り出し、右拳を
突き上げた。
「最後のチャンスがあると信じて、自分で決めにいった。今まで生きてきた中で、最高の
気持ちになりました」とヒーローは絶叫した。
湘南対策として、フォーメーションを3―6―1から4―5―1に変更。MF家長を今季初めて
先発で起用し、MF乾、香川と並べた。後半は一方的に攻めたが追加点が奪えず、逆に
ロスタイム1分に同点ゴールを許した。引き分けに終わるかと思われた10秒前に、
エースが窮地を救った。「本当に大きな勝利だ」とレヴィー・クルピ監督(57)は興奮気味に
まくし立てた。
前半35分のPKと合わせて2得点。仲がいいG大阪のFW平井と並び、5得点でランキング
トップに立った。昨季、27ゴールでJ2得点王に輝いており、史上初となるJ1&J2の変則
2年連続キングも夢ではなくなってきた。「若い選手が盛り上げないとつまらない」と頼もしい。
逆転でのW杯メンバー選出へもアピールした。この日までに、候補選手が対象の高地順応
テストを受けることが判明。リーグ戦残り3試合が勝負だ。「Jリーグで結果を出すことが一番。
上位チームに、どれだけできるかが求められている」と次節の名古屋戦(25日・長居)へ
闘志を燃やした。香川が、強豪相手に真価を発揮する。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
試合終了直前に決勝ゴールを決め、跳び上がって喜ぶ香川。W杯出場に向けアピールとなった
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