10/04/17 22:59:51 0
(>>1の続き)
スポーツ施設が独自のトレーニングプログラムを持って自ら運営できる状況を作らないといけない。そのために
職員の何割かはプログラムの企画や運営、指導ができる専門家を置くように義務づける。国として法律を作って
網掛けをしてしまえばいい。
大学でスポーツ科学を勉強して専門の指導資格を取っても、なかなか就職先が見つからない。天下りの職員を
若手の専門家に入れ替えるだけだから余分なお金はかからない。今つながっていない人と施設をつなぐ
ルールを1条書き加えるだけでいい。
私の大学には多くのアスリートがいてメダリストも輩出しているが、閉鎖的なエリート教育には疑問を持って
いる。
小中学生のうちから親元から引き離して、周りがライバルばかりの中で日の丸を背負わせる。それで成功する
選手はいい。でも、けがをしたりして大成しなかった選手は若くして人生の敗残者になってしまうこともあり得る。
私が日本で初めての女子レスリング部を作ったのは、仲間と支え合い、汗と涙を流して学校生活を送る中で、
自分の意志でオリンピックのメダルを目指す者たちを生み出したかったから。日の丸への義務感からではなく、
支えてくれた人たちへの愛の方が強いことを証明したかった。
そういう環境の中で日本中の子どもたちがスポーツを楽しめる社会にしたい。