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ホーム会場が次節18日の東京V戦から長良川球技メドウ(岐阜市)に移る
サッカーJ2のFC岐阜が、収入の柱である入場料の確保に向け、
新たな集客作戦に取り組んでいる。これまでは無料招待券を配るなどして
有料入場者数も伸ばしてきたが、メドウは収容人数がわずか3700人と
入場者数の大幅アップは見込めない。
そこで、メドウ5試合で共通して利用できる5枚つづりの
チケットの販売などに力を入れている。
2009年シーズンは、ホーム長良川競技場で25試合あり、1試合平均4302人
(総数10万7557人)が観戦した。しかし、有料入場者数は平均約2000人。
入場料など興行収入は、目標を約2000万円下回る約8000万円にとどまった。
今季は試合数が減り、ホーム試合は昨季より7試合少ない18試合。
今季、興行収入で約1億円の予算をクリアするには、平均3000人近くの
有料入場者数が必要となる。
しかし、メドウは収容人数に限りがある。無料招待券の配布を抑え、確実に入場料収入を
得ていかなければいけない。そのため、小さい会場を逆にプラスにとらえ、
「臨場感の味わえるスタジアム」として集客確保に取り掛かった。
クラブが発売している5試合共通チケットは、価格8000円で300枚限定。
県内の全コンビニ店に協力してもらい、店舗によってはチケットを購入すると、
抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも展開している。
またメドウでは、飲食店が並ぶ屋台村を、規模を縮小せずに入場口の外で開催し、
地域住民にも楽しんでもらう考えだ。
もうひとつの収入の柱であるスポンサーなど広告収入は、今季目標の2億円に迫る
1億8000万円分のめどがついた。ただ、2億9800万円の累積赤字を抱え、
厳しい経営状況が続くクラブにとって「入場料確保は経営安定化のために不可欠」
と気を引き締める。
URLリンク(www.gifu-np.co.jp)