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4月14日(ブルームバーグ):米プロ野球メジャーリーグ(MLB)の球団テキサス・レンジャーズは、
オーナーのトーマス・ヒックス氏による売却の条件が改善されるか、新たな買い手が見つからなければ、
破たんに追い込まれる恐れがある。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
ヒックス氏は、共同オーナーを務めるサッカーのイングランド・プレミアリーグの名門クラブ、リバプールの売却も目指している。
関係者が12日、明らかにした。
モナーク・オルタナティブ・キャピタル率いる債権団は、ヒックス氏の経営会社ヒックス・スポーツ・グループ(HSG)の
レンジャーズ売却計画を阻止し、球団を破たんさせる可能性があるという。交渉が非公開であることを理由に同関係者が
匿名を条件に明らかにした。ヒックス・スポーツは昨年、5億2500万ドル(現在のレートで約490億円)の債務で
デフォルト(債務不履行)に陥った。債権団は球団売却に伴う取り分の上乗せを求めている。
HSGの広報担当リサ・レマスター氏は「HSGは過去半年にわたり、MLBやHSGの債権団と懸命に協力し、
レンジャーズを買収する優れた候補者を提案してきた」と述べた。
同関係者によると、債権団との交渉は続いており、合意の余地は残っている。
一方、債権団がレンジャーズの破産手続きを強制的に進めた場合、法廷闘争に発展する可能性もあるという。
MLB球団のテキサス・レンジャーズ、破たんの危機に直面-関係者 - Bloomberg.co.jp
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