10/04/14 09:57:00 P BE:266789142-S★(768095)
１１日まで行われた男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで、米ツアーの若手期待株、
アンソニー・キム（米国）が３位と躍進した。大会の最終ラウンド記録にあと１と迫る６５で、
最終日のオーガスタをわかせた。コースを埋めた観衆からはニックネームの「ＡＫ」を呼ぶ
声が飛び交った。
２００８年に２勝を挙げて頭角を現したキムは、現在も治療中という左手親指の痛みに
悩まされ、昨年は優勝なし。今季は米ツアーで優勝１回、２位１回と結果を出して臨んだ
マスターズでメジャー大会の自己最高順位をマークした。
持ち味は、どの位置からでも積極的にピンを狙う攻撃ゴルフ。キムにあこがれる石川遼は
「狙った場所に打てると確信を持って打っていた。僕は止まってくれればいいな、ぐらい。
そこの差はものすごい大きい」と差を強調する。
昨年のプレジデンツ・カップで顔を会わせた石川に「アメリカに来て、困ったことが
あったら、おれに電話してこい」と声をかけてくれた優しさもある。ラウンド中も笑みを
絶やさない兄貴分を石川は「いつも僕を励ましてくれる」と慕う。
タイガー・ウッズやフィル・ミケルソン（ともに米国）らに続く、若手の層の薄さが指摘
されている米ゴルフ界。ベルトのバックル部分に「ＡＫ」と人工宝石で装飾する２４歳は、
新たな世代の旗手を狙う。
[ 2010年04月14日 08:28 ]
ソース：スポニチ
URLﾘﾝｸ(www.sponichi.co.jp)