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プロ野球の序盤戦(12日現在)は、セ、パで真逆の展開になっている。
昨年の順位通りの無風のセ・リーグ。昨年の成績をひっくり返した大波乱のパ・リーグ。
どちらが面白いかは言うまでもないだろう。
「野球というスポーツは人生そのものだ」というのは、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(74)
の金言だ。波瀾(はらん)万丈の人生のようだから、野球は面白い。その昔は
「野球は筋書きのないドラマだ」という格言があったが、
終生国民的スーパースター・長嶋氏の体験的名言の方が味わいがある。
パ・リーグのペナントレース序盤戦は、まさに「野球というスポーツは人生そのものだ」
を地でいっている。昨年リーグ優勝した日本ハムが5勝11敗1分で最下位。
球団史上初のAクラス入りした2位・楽天は7勝10敗の5位。3位・ソフトバンクも9勝9敗の4位。
昨年Aクラスだった3チームが見事に逆さまの順番通りにBクラスへ転落している。
そして、昨年のBクラス3球団がそっくりそのままAクラスにいる。5位だったロッテが
12勝5敗で首位を快走。4位だった西武、最下位だったオリックスは9勝8敗で同率2位だ。
ロッテ、オリックスは西村、岡田新監督効果が出ているといえるだろう。
13日からは予想もしなかった最下位・日本ハム対首位・ロッテ(札幌ドーム)。
同率2位の西武対5位の楽天(西武ドーム)。同率2位・オリックス対ソフトバンク(京セラドーム)。
昨年のBクラスチームが勝ってさらにペナントレースに波紋を広げるか。
対照的に全く変わりばえがしないのが、セ・リーグだ。1位・巨人、2位・中日、3位・ヤクルト、
4位・阪神までは昨年のまま。最下位だった横浜が5位、5位の広島が最下位に
入れ替わっているだけだ。これでは盛り上がりようがないだろう。
新鮮さこそファンにアピールする最大の切り札だ。
(続く)
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