10/04/09 19:18:59 0
Jリーグ人気が堅調だ。
J1の1試合平均入場者数は、2009年まで3年連続で1万9千人台。
草創期でブームに沸いた、1994年以来の水準を維持する。
キーワードの「地域密着」が成果を上げている。
今期J1に復帰した仙台は、地域密着を体現するクラブの1つ。
白河事業部長は、「どこまで選手を身近に感じてもらえるか。人気定着の鍵はそこに尽きる」
94年発足のクラブは、97年の経営危機を経て、選手が「営業」に走り出した。
サッカー教室や障害者との交流事業などの普及活動は昨年1年間で310回。
地道な取り組みの積み重ねに、ある女性ファンは、「わが子を見るような感覚になり、応援を始めた。
そんな感情移入を日本代表にはできない」
代表チームはホームタウンを持たず、選手もクラブからの「借り物」で、こうした戦略は打ちにくい。
J1、J2の全試合を放映する、スカパーの担当者は
「代表とJリーグの人気の逆転現象が起きてるのかも知れない」と分析する。
(つづく)