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「日本最大のストロングポイント」とされるだけあって、MFは最大の激戦区だ。
過去3大会は7~10人がMF登録。阿部や今野のように複数のポジションを
こなせる選手をどちらで登録するかにもよるが、今回も同程度の人数登録が予想される。
岡田監督が「チームの心臓」と言ってはばからない遠藤、長谷部の両守備的MFと、
絶対的な司令塔として君臨する中村俊のメンバー入りは確実。本番では相手に
押し込まれる展開が多くなることを想定すれば、大舞台に強く、
ボール奪取力に優れる稲本も当確だろう。
なかなかチーム戦術にフィットできずにいた本田は急速に岡田監督の
信頼を高めている。3月のバーレーン戦でトップ下として好パフォーマンスを披露。
CSKAモスクワでの活躍で欧州でも知られる存在となり、一気に代表の定位置を
奪う勢いだ。ドリブル突破と意外性のあるプレーが魅力の松井も、有力候補といえる。
能力面では彼らにもひけを取らない小笠原は、今年に入り満を持して招集された。
しかし、攻撃的MFとしては指揮官の期待に応えることができず。連係面での
不安も残った。3月以降は声がかからなくなっており、苦しい立場に立つ。
選考のカギを握りそうなのが中村憲と大久保。発足以来、ともに主力として
プレーしてきたが、2月にそろって負傷した。左ひざを痛の大久保は強行出場した
時期もあったが、現在は離脱中。アゴを骨折した中村憲は必死のリハビリで
早期復帰を目指す。決断時点のコンディションに加え、指揮官がこれまでの
貢献度をどう考えるかで結果は変わってきそうだ。
(続く)
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