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健康器具の通販番組について「ＶＴＲを捏造した」と報じた週刊誌記事は名誉棄損として、
テレビ朝日が発行元の講談社側に１億円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京
高裁は８日、３３０万円の支払いを命じた一審判決を支持、双方の控訴を棄却した。
記事は週刊現代で２００７年７月１４日号から３回掲載。乗馬型器具「ロデオボーイ２」
の通販番組に関し「減量効果の強調のため出演者に報酬を払い食事制限をさせた」などと報じた。
大橋寛明裁判長は「食事制限などのダイエット法を併用した出演者もおり、器具使用の効果
といえないものがある点以外、記事は真実と認められない」と判断。一方で、テレ朝には
「意図的な虚偽ではないが、誤解を与えるＶＴＲの放送で器具を販売したのは軽視できない」
とも指摘した。
テレ朝は「賠償が認められた点は評価する。指摘の点は真摯に受け止めたい」とコメントした。
[ 2010年04月08日 22:02 ]
ソース：スポニチ
URLﾘﾝｸ(www.sponichi.co.jp)