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巨人・松本、ロッテ・荻野(貴)がプロ野球を変える
打って走って守れる小兵2人が野球の面白さを体言
■「首位打者争いのダークホース」
「投手の目から見て、今の巨人で最も怖い、厄介な打者と言っていい」
普段は厳しい巨人OBの堀本律雄氏(評論家)もこう絶賛する。昨4日の広島戦に
10―3で快勝し、首位タイに浮上した巨人。この日も14安打、3本塁打と広島投手陣を
つるべ打ちにした打線にあって、「2番の松本(25)の働きが際立つ。まだ開幕9試合
とはいえ、彼の存在なくして巨人の首位浮上は語れません」とまで言うのである。
確かに、開幕から好調な打棒はいよいよ、とどまる気配がない。この日も
5打数3安打2盗塁。犠打失敗で塁に残った五回の打席を含め、4度もホームに
生還し、打線を勢いづけた。これで打率はちょうど・500。リーグ3位に躍り出た。
「松本が投手にとって厄介なのは、厳しいコースの球、自分の狙い球ではないボールを
ファウルでカットする技術と粘りがあるから。その上で、甘い球を確実にとらえる。
セーフティーバントを一塁側にも三塁側にもできる器用さもあり、投手からすれば
何を仕掛けてくるか分からないイヤらしさがある。巨人打線はどこからでも本塁打が
打てる強打者が並ぶ。ともすれば、大味になりがちな打線の中で松本が素晴らしい
アクセントになっている。言うまでもないが、リーグトップの7盗塁の俊足とそれを
生かした守備ももちろん、チームの大きな武器になっている」(前出の堀本氏)
実は、キャンプからなかなか調子の上がらなかった松本について、某OBから
「新人の長野がいい。松本に取って代わる可能性がありますね」と聞かれた原監督、
「なにを言ってるの」と大きくかぶりを振り、「松本は今季の首位打者争いの
ダークホースになるよ」と言っている。育成選手から這い上がり、巨人の外野の
レギュラーを獲得したこの叩き上げ選手に、原監督も確かな成長の跡を感じているのだ。
(>>2以降へ)
2010年4月5日発行の日刊ゲンダイより
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