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日本代表MF中村俊輔(31)=横浜M=がセルビア戦で06年ドイツW杯以来となるトップ下で
先発する可能性が出てきた。
日本代表は5日、堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターで練習を開始。左足甲の
打撲と左足首のねん挫を抱える司令塔は、岡田ジャパン初となる4―2―1―3の『俊輔
システム』で強行出場を果たす。
エース俊輔の不退転の決意に報いるようなシフトだった。5日午後、強化合宿初日、
岡田武史監督(53)はフォーメーション練習で代表監督就任後初めて俊輔をトップ下に置いた。
「トップ下? 急にきたからイメージがわかなかったよ」
夕日に笑顔を浮かべた俊輔は4―2―1―3システムで主力組のトップ下に入り、岡崎、矢野、
石川の3トップとプレッシングを確認。セルビア戦で、絶大なゲームメーク能力と創造性を
生かした“俊輔システム”がついに発動する。
俊輔のオシム・ジャパンでの主戦場は4―4―2の右サイドハーフ。岡田政権下でも常に右の
アタッカーだったが、代表でのトップ下出動は屈辱の1次リーグ敗退となったドイツW杯以来
4年ぶり。クラブでもセルティック時代の08年3月の欧州CL16強、敵地バルセロナ戦で
務めて以来で2年ぶりの本職復帰となる。
「自分が一番やりやすいポジション。周囲と連動しながら、もっている攻撃面の引き出しを
いろいろ出せる」と、常々語る愛着深き定位置。2か月後に南アW杯を控えた土壇場で、
岡田ジャパンの究極シフトとして期待されるが、主役は手負いだ。
3日の清水戦での接触プレーで左足甲に重度の打撲を負ったが、同時に左足首のねん挫も発覚。
この日の25分の居残り練習では左足の強振をせず、右足でのプレーが中心。強行出場となるが、
「一日一日、良くなっている。大丈夫としか言わない」と、弱音を封印した。満身創痍(そうい)でも
絶対的な力を見せつける。
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強烈なキックを放ちボールの行方を見つめる中村
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