10/04/06 01:28:54 0
(つづき)
それはさておき、横浜対清水の話に話を戻せば、小野は前週に引き続き、高級感のあるボールタッチを披露した。
先制点のシーンでも、右サイドで軽やかなタッチを見せ、右サイドバック辻尾の推進力を引き出していた。
その背番号30は、横浜Fマリノスの背番号25に比べて、遙かに躍動していた。
プレイする喜びに満ちていた。来るセルビア戦の招集を25番が辞退するなら、代わりに小野を入れてくださいよと岡田サンに懇願したくなる。
4-2-3-1の3の右は、かつてフェイエノールト時代にもこなしたことがあるわけで。
小野は、僕の中では最近になって浮上した選手になるが、何を隠そう1年前には、僕は別の選手をプッシュしていた。
大迫だ。鹿島ではもっぱら交代選手に甘んじているので、あまり大きな声では言えないが、
その思いはいまも全然変わっていない。彼には縦方向に相手の逆が取れる貴重な才能があるので、
それこそ4-2-3-1の3は、おあつらえ向きのポジションになる。
本当は、4-3-3のウイングのポジションで、いま流行のウイング兼ストライカーとして活躍してもらうのが一番良いと思うのだけれど、
さすがにここまで来ると、それも無い物ねだりになってくる。
両者が最終メンバーに残ることはまずあり得ないが、アーだコーだ言うのはいましかない。
僕が監督だったら……。誰を入れる、誰を外すと、いまこそ、監督目線、評論家目線で、
ファンは(メディアもだが)大いに言い合って欲しいものである。
URLリンク(news.livedoor.com)
(おわり)