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阪神が新外国人投手として、2008年までソフトバンクに在籍したジェイソン・スタンドリッジ投手(31)=米フィリーズ3A=を
最有力候補に絞り込んだことが3月31日、明らかになった。すでに身分照会を済ませ、本格的な交渉を進めている段階。
メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ見込みだ。ソフトバンク時代の07年に7勝を挙げるなど日本球界で実績がある
右腕には、先発ローテ陣強化の期待がかかる。
新外国人投手の緊急補強に乗り出していた真弓阪神が、08年までソフトバンクに在籍したスタンドリッジに白羽の矢を立てた。
闘志を剥(む)き出しにして、最速152キロの剛球を投げ込む力投型右腕。日本球界を知る男は、先発ローテ強化を狙う
虎にとって、まさに理想的な存在となる。
実績は十分だ。07年6月にソフトバンク入団。当初はリリーフ起用が続いたが、8月に先発に転向すると破竹の5連勝を飾った。
このシーズンは17試合に登板し、7勝1敗、防御率3・00の好成績を残した。08年は右肩故障で1軍登板は3試合のみ。
オフに退団したが、現在右肩は不安のない状態に戻っている。
昨季はマーリンズ3Aと、米独立リーグ・アトランティックリーグのサマセットで計112回2/3を投げるなど、順調な回復ぶりを示した。
昨オフにはドミニカウインターリーグに参加。主に先発で計46回2/3を投げ、防御率1・35と抜群の数字も残した。年明けに
フィリーズとマイナー契約。阪神は既に身分照会を済ませており、メディカルチェックで問題がなければ、
近日中に正式契約を結ぶ見込みだ。
5年ぶりのV奪回を目指す阪神は、先発ローテ陣の強化が急務となっている。開幕直前に安藤、能見とともに3本柱として
期待された岩田が左ひじを手術。前半戦中の一軍復帰が絶望的で、場合によっては今季を棒に振る可能性もある。
ローテ入りを期待されたフォッサムもオープン戦で打ち込まれて、開幕2軍スタート。新助っ人は不安要素が残る先発陣を
充実させる期待を背負う。
(>>2以降へ続く)
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