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【南アW杯 司令塔は本当に中村俊輔でいいのか!】
武器のFKの精度と運動量が目に見えて落ちている
敵陣に攻め込めず「怖さがない」
「司令塔というよりは、右サイドを主戦場にボールをキープして流れの中でタメをつくり、
長短のパスを散らしてリズムをつくるバランサー。うまさはあっても怖さがない」(専門誌デスク)
エスパニョール(スペイン)から横浜Mに移籍し、8年ぶりにJリーグに戻った
日本代表MF中村俊輔(31)のことだ。
「復帰戦となった湘南戦(13日)で横浜のCKは実に9本。そのすべてを中村は蹴ったが、
ゴール以外はチャンスらしい場面をつくれなかった。キックの精度が落ちているようにも見えます。
後半には運動量が激減し、右太ももの裏の張りを訴えていたのも気になります。
実戦から遠ざかっており、ここ1、2年でフィジカル面の低下が明らか」(サッカー記者)
そもそも今回の移籍は日本凱旋というより、お払い箱にされての出戻りに近い。
昨夏に加入したエスパニョールでの出場はわずか13試合。ことしは4試合連続で
ベンチにも入れず、最後の出場となった2月のマラガ戦はたった5分しかピッチに立てなかった。
スペインでは攻撃の起点になるどころか、DF陣へパスを散らしてカウンターの
チャンスをつぶし、「前だろう、前!」と目の肥えたサポーターからブーイングを浴びた。
フィジカルの弱さから、個人技で敵陣ペナルティーエリア内へ切り込んでいくシーンも
少ない。守備で貢献しようと動き回り、肝心な攻撃の場面でガス欠という悪循環に陥り、
「敵陣に攻め込んでいけないMF」と世界のトップリーグでダメ出しの烙印(らくいん)を
押されてしまったのである。
「中村俊には正確なFKという武器があって存在感を示すことができた。それにもウラがある。
ボールの空気圧をセルティックでは自由に設定できたのですが、エスパニョールでは
自分の好みにできなかった。だからFKの精度が落ちた。実はバラエティー番組に出演した
お遊びサッカーでもボールの空気圧にこだわるなど非常に神経質なのです。もちろん
W杯本大会になればそんな自由は利かず、FKの精度は疑問ですね」(サッカーライター)
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2010年3月29日発行の日刊ゲンダイより