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２５日に開幕した九州地区高校軟式野球大分大会は加盟６校中、宇佐、三重総合久住、
竹田南の３校が部員不足で不参加。少子化の影響で、小規模校を中心に部員不足の部活動は多い。
各校とも、新入生が入る４月以降の部員勧誘にかけている。
宇佐は全国優勝２回を経験した四日市の流れをくむが、現在の部員は４人。
練習はノックやマシン打撃などに限られ、部員の多い津久見との合同練習などで実戦経験を積んでいる。
部独自でパンフレットをつくり、市内の中学を回るなど努力はしたが、効果は出ていない。
「伝統のともしびを守りたいが、どうしても硬式に選手が流れる。部員４人に何とか
試合をさせてあげたいのだが」と松田幸史監督（四日市ＯＢ）。４月には他の高校に異動となる。
一方、三重総合久住は部員９人だが、エースが故障。堀尾大輔監督は「ぎりぎりまで出場を模索したが、
選手は自信がないようだった」。竹田南も８人で、「ここ数年、秋、春の大会は出られないことが多い」
と田上圭史監督。
大分県高校野球連盟によると、全国大会が始まった１９５６年の加盟校は２２校。
その後、硬式への転向が相次ぎ、減少傾向が続いている。
そんな中、新年度には同好会がある東九州龍谷が新規加盟する予定。
津久見の野下十三生監督は「四日市に追いつけ、追い越せでやってきただけに、
特に宇佐が参加できない状況は寂しい。ライバルの存在は不可欠なだけに、
東九州龍谷の加盟は一筋の光明」と話している。
少子化、硬式へ… 部員不足に悩む軟式野球【大分のスポーツ】-?大分合同新聞
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