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欧州の舞台で輝きを放つ本田圭佑のちょっと「深い」話 (サッカー/CSKAモスクワ)
URLリンク(sportsnews.blog.ocn.ne.jp)
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今どき珍しい、有言実行の若者
“草食系男子”の多い昨今の日本にあって、本田圭佑(CSKAモスクワ)は極めて珍しい存在だ。
「自分は点を取ることがすべて」と言い切り、ガムシャラにゴールに向かう野獣のような姿勢は、見ていて実に気持ちがいい。
彼の歯に衣着せぬ物言いは、しばしば周囲を驚かせる。例えば、北京五輪1次予選。
決定機を外し続けた平山相太(FC東京)のことを取材者に聞かれて「相太君が決めてくれればもっとラクに勝っていた。
FWは結果を出さないといけない」と批判とも鼓舞とも取れる発言をズバリした。
年齢が上でもピッチに立ったら関係ない。悪いところがあったら何でも言い合うべきだと本田は考えているのである。
昨年9月のオランダ遠征でもこんな出来事があった。0-3で敗れたオランダ戦(エンスヘーデ)の試合後、
中村俊輔(横浜)が「途中から新しい選手が出てきてプレスがかからなくなった。
全員で意識して連動しないとキツイ」と暗に本田を批判するようなコメントを残し、2人の間には不穏な空気が流れた。
俊輔は遠征中ずっと突き放すような素振りを見せていたが、本田は俊輔からのアクションを待ち続けた。
「俺は俊さんをリスペクトしている。もし俺に何か言いたいことがあるなら、直接話してほしい」とメディアの前で訴えたのだ。
この潔さと負けじ魂には、近くにいた私自身も面食らったほどだ。
直近のバーレーン戦(3月3日、豊田)でも、「今日点が取れなかったら何を言われるか分からなかった」、
「俊さんからのパスがまだまだ少ない。俺の引き出し方にも問題があるけど」と言いたい放題。
ミックスゾーンは独演会のような感じだった。この「有言実行」のスタイルには賛否両論があるだろうが、
どんな時も正々堂々なのは変わらない。他人の誤解を招いても言うべきことは言う。
男はつねに強く逞しくあるべき。そんな信念を本田は持っている。
>>2-10辺りに続く