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日本人監督や現役選手が関与したとされる組織的な八百長事件が発覚した台湾のプロ野球で
20日開幕戦が行われ、馬英九総統みずからが始球式に臨み、事件の再発防止のため、今後
60億円近くをかけて選手の最低給与制度などを整える考えを示しました。
台湾のプロ野球では、賭博グループが主導して組織的に八百長が行われていたとして、検察
当局が昨シーズン後に捜査に乗り出し、先月、阪神の元投手で台湾のチームの監督だった
中込伸被告(40)や現役選手らあわせて24人を賭博や詐欺の罪で起訴しました。現役選手らの
起訴に衝撃が広がる中、20日、台北の球場で今シーズンの開幕戦が行われ、馬英九総統
みずからが始球式に臨みました。馬総統は「われわれは台湾のプロ野球を見捨てはしない。
みんなも全力で支えてかつての栄光を取り戻そう」と述べて、台湾を代表するスポーツとして
公的に支援する必要があると指摘しました。そのうえで、選手たちが金ほしさに八百長に手を
染めないよう、今後4年間で20億台湾元、日本円でおよそ57億円をかけて、選手の最低給与や
退職金の制度などを整える考えを示しました。台湾のプロ野球連盟は、外国人を除くすべての
選手が給与の10%を引退するまで連盟側に預け、賭博や八百長にかかわった場合没収する
制度を設けるなど、危機感を強めており、ファンの信頼回復が大きな課題となっています。
ソース:NHK
URLリンク(www3.nhk.or.jp)